1%の努力~完結編~
忘れてました、ごめんなさい。
でも一応三週くらいは読んでいたんですよ(笑)
それでは著者「西村博之」さんの『1%の努力』の感想ブログを完結させていきたいと思います。
あなたは小学校の頃、中学校の頃、高校の頃、先生に何を言われてきましたか?
僕は「努力をしろ、挑戦しろ」とずっと言われてきました。
今、過去を振り返ってその「100%の努力」はあなたになにを与えましたか?
あなたに与えられたのはひたすら耐える忍耐力ではないでしょうか?
この時点であなたは他人が用意した100%の努力でゴールに行けるレールに乗っている。今の日本の学校教育がそのレールを用意しているのだ。なぜ100%の努力をしないといけないのだろうか。なぜ、レールをきめられているのだろうか。今、自らの立ち位置から一歩引いて考えてほしい。「量産型の黒服社会人」になるのか、「会議にサンダルで出席する変人」になるのか。あなたはどちらのほうが楽しいか。この書籍の一番初めにはこんなことが書いてる。
「死ぬまでにできるだけ楽しく暮らすほうがいいな」
毎日同じ時間に出社して、毎日同じ仕事をして、たまに来る上司のいうことを聞いて、順当に少しずつ地位と給料を上げていく。
僕はそれを60歳70歳までやっても何一つ面白くないし、楽しくもない。だから100%の努力でゴールに行ける道から外れて、1%の努力をして毎日を楽しくしていきたい。
別に手を抜こうを思っているわけではない。
「人とちょっと違うことは何か」
を考えるだけでいい。僕は幸いにもまだ社会に出ていない。そして念願の何でも聞ける空間を手に入れた。あとは探すだけだ。
「幸運の女神には後ろ髪がついていないから通り過ぎたら捕まえることはできない」
という、幸運の女神の前髪という話がある。
もうちょい別の例えはなかったのかと最初知ったときは思っていたが、言いたいことはすごいわかるし、とてもいい話だと思っていた。中途半端でもなんでもいろいろなモノに手を出して、自分の楽しいかどうかの物差しで測ってみる。たったそれだけのことで毎日が楽しくなってくるのではないだろうか。
当然、与えられた仕事をこなしていきそれを老後になるまで続けて安泰が楽しいというのならばそれでいい。100%の努力のレールを手にしたあなたに1%の努力は必要ないと思う。
「夢がない人」「進路を迷っている人」「将来が不安な人」にこそ、この本を読んでほしい。きっとこの本はあなたの常識と世界をぶち壊すだろう。
そして、最後に問いかけたいと思う。
エスカレーターか階段か。あなたはどっちで上る?
難しく考えることはない。
あなたのいる場所から一歩引いてこう考えて答えを出してほしい。
「どっちのほうが面白いですか?」